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マンション共用部にスタバのエスプレッソマシン。大阪の新世代タワマン

東急不動産、大和ハウス工業、住友商事、コスモスイニシアは、3つの「日本初」を備えた新世代タワーマンション「ブランズタワー大阪本町」を開発することを発表した。2023年11月竣工予定。

東急不動産が大阪府下で分譲する9棟目となるブランズタワー。「大丸松坂屋百貨店グループによる物件専用シャトル便サービスやコンシェルジュサービス提供」、「スターバックスのコーヒーを提供するプログラム」、「業界最高性能のxRをマンションギャラリーに導入」という3つの「日本初」を実現する。

外観 イメージ
基壇部 イメージ

大丸松坂屋百貨店との連携では、居住者専用のソフトサービスを提供。物件契約者は購入者特典として、年会費2年間分無料で「大丸松坂屋お得意様ゴールドカード」への入会が可能となり、大丸松坂屋百貨店が提供する「お得意様サービス」を受けられる。

大丸心斎橋店との専用シャトル便サービスを用意。お得意様ゴールドカード入会者を対象に、注文や店舗で購入した商品を宅配ボックスへ届けるサービスを提供する。

また、大丸・松坂屋のインフォメーションを受託運営するディンプルが、ブランズタワー大阪本町のコンシェルジュ業務を受託。クリーニングの取次や共用施設の予約を受けるなどのサービスを提供する。42階には、ディンプルが運営する大丸松坂屋百貨店連携のカフェ&バーを設置する。

共用施設として、最上層に「スカイラウンジ」、「ゲストスイート」、屋外空間「スカイテラス」等を集約。レジデンスフロアと分離させることで、居住者のプライバシーを高める。

スカイテラス イメージ
スカイラウンジ イメージ
ゲストスイート イメージ

スカイラウンジには、スターバックスが厳選したフルオート本格エスプレッソマシンを設置。居住者はマンション内にいながら、スターバックス店舗と同じコーヒー豆を使用して淹れたカフェラテやカプチーノを楽しめる。スターバックスのコーヒー体験を提供するプログラム「We Proudly Serve Starbucks」の分譲マンションでの採用は初。

10月16日に開業する同物件のマンションギャラリー「アマ・テラスパビリオン」では、日本初となる業界最高レベルの性能というVarjo(ヴァルヨ)社製のXR-3を採用。人間の目と同等の視野を持ったVRヘッドセットで、装着している人がどこを見ているか、視線の追跡ができるアイトラッキング機能や、コントローラーを使わずに自分の手でVR空間での操作が可能なハンドトラッキング機能を搭載している。

これにより、最上層42階からの眺望や、実際の共用施設内を歩いているかのように空間の奥行き、太陽光や照明の陰影を体感できるとしている。

グランドエントランス イメージ

ブランズタワー大阪本町ではそのほか、コワーキングスペース、フィットネスルームなどを設ける。

所在地は大阪市中央区南本町二丁目2番1他。敷地面積2,094.82m2、建築延床面積 32,681.45m2、地上43階建。総戸数は302戸。販売会社は東急不動産。