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ティソ、薄型レトロなモデルに機械式ムーブメント搭載「PRX Automatic」
2021年9月4日 08:30
スウォッチグループジャパンは、腕時計ブランド「Tissot」の新作として、スリムでレトロなデザインを採用し機械式ムーブメントを搭載した「Tissot PRX Automatic」(ティソ PRX オートマティック)3モデルを発売した。価格は82,500円～85,800円。
ティソは1978年、クオーツ式で、スリムでフラットなトノー型ケースを採用し、水平リンクのブレスレットが一体となったモデルを発売。後に、「Precise and Robust」(高精度かつ堅牢)に10気圧の防水性能を表す「X」を加え、「PRX」と名付けられた。このモデルは2021年2月に「Tissot PRX Quartz」として現代的な性能・仕様にアップデートされリバイバルを果たしている。
今回発売されたモデルは、このPRXに機械式ムーブメントを搭載したモデル。オリジナルモデルが発売された当時のトレンドを思わせるデザインも特徴になっている。
ケース径は40mmで、厚さは10.93mm。ベゼルはポリッシュ仕上げの面取りと垂直方向のサテン仕上げの組み合わせで、ソリッドな質感に柔らかな印象を加えた。
ダイヤルはエンボスド・チェッカード・パターンが特徴。シルバーグレー、ブルー、ブラックの3色が用意される。立体的な別パーツを組み付けるアプライドインデックスは金属製で、3時位置には面取りされたアプライドの日付窓を配置している。蓄光塗料はスーパールミノバ。
ダイヤルがブルーとブラックのモデルはケース・ブレスレットなどがステンレススチール製。シルバーグレーのモデルはベゼル、時分針、インデックス、日付窓にローズゴールドPVD加工が施され、1970年当時のきらびやかな雰囲気をイメージして仕上げられている。
ムーブメントは機械式で自動巻きのETA製「Powermatic 80」を搭載。耐磁性に優れる、非磁性合金のNivachron製ひげゼンマイを搭載し、最長約80時間のパワーリザーブを誇る。裏蓋はシースルーバック。ダイヤルにはPowermatic 80の文字も配される。
ブレスレットはラグのないケース一体型で、幅広の1連リンクが連なるデザイン。サテンとポリッシュのどちらにも見える仕上げも特徴。
ケースサイズは39.5×40mm、厚さは10.93mm、重さは138g。防水性能は10気圧防水。風防は無反射加工のサファイアクリスタルガラス。
