ニュース

ahamoは180万件で若年層に好調、5Gは535万件。ドコモ

NTTドコモは、2021年度第1四半期の決算を発表した。NTTの子会社になったことで、ドコモからは概要のみが公開されている。

「ahamo」「ギガホプレミア」など料金プランで戦略的な値下げを行なっていることにより、純増数やMNPは順調に推移する一方、年間を通して通信事業の売上は減少する見込みで、スマートライフ領域の事業の拡大でこれをカバーしていくというのが年間の計画になっている。

新しい取り組みとなっている「ahamo」の契約数は180万件。今後さらに伸びると予想するほか、若年層の契約が好調としている。

5Gサービスは契約数が535万件にまで拡大。年間目標は1,000万契約で、順調な進捗とする。5Gの新しい周波数帯を使う基地局は1万局を超え、これは競合他社の2~4倍になっているとし、業界の中でもかなり積極的に投資・推進しているとする。目標は今年度末に2万局。

一方で、新型コロナウイルスの影響で海外ローミングや海外事業の収入は減少している。NTTの中期経営戦略の見直しについては、総務省の「公正競争確保の在り方に関する検討会議」の報告書が明らかになり次第、検討する方針。