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QRコード決済トップは「PayPay」 46.1%。MMD調査

MMD研究所は、「2021年7月スマートフォン決済(QRコード)利用動向調査」を実施。最も利用されているQRコード決済は、「PayPay」で46.1%だった。次点は「d払い」の16.9%。18歳~69歳の男女45,000人を対象に2021年7月1日~7月5日に実施された。

普段の支払い方法については、現金が86%、クレジットカードが71.1%、スマホ決済(タッチ式、QRコード式含む)が52.1%だった(いずれも複数回答可)。年別比較では、2021年1月に比べ、最も増加した支払い方法はスマホ決済で前回より10.9ポイント増加。現金は4.8ポイント減少した。コロナ禍以前の2020年1月に比べると、「カード型の交通系電子マネー」が最も減少し、6.9ポイント減となった。

QRコード決済の認知度について最も多いのは、「現在利用している」で35.3%。次いで「だいたいどんなものか分かるが、利用したことはない」が18.1%、「利用したことはあるが、現在は利用していない」が15.5%となった。これらを元にしたファネル分析では、「認知」は94.2%、「内容理解」は73.2%、「利用経験」は50.7%だった。

QRコード決済を現在利用している人(23,406人)に、最も利用しているQRコード決済サービスを聞いたところ、トップは「PayPay」で46.1%、次いで「d払い」が16.9%、「楽天ペイ」が14.8%になった。2021年1月と比較すると「PayPay」が3ポイント、「au PAY」が1.3ポイント増加し、「d払い」が1.3ポイント、「楽天ペイ」が0.6ポイント減少している。これらの決済を利用し始めた時期は2020年1月~6月が14.1%と最も多かった。

また、QRコード決済の利用を検討している人(4,741人)が、最も利用を検討しているサービスについてもトップは「PayPay」(20.9%)で、次に「楽天ペイ」(18.4%)、「d払い」(14.3%)となった。