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1LDKまでのマンションのオンラインストア「sumune」 日鉄興和

日鉄興和不動産は、同社の分譲新築マンションの購入申込手続きを、オンラインで24時間365日いつでも可能とする、マンションのオンラインストア「sumune for LIVIO」(以下 sumune)のサービスを、7月16日から開始する。会員登録するだけで、諸費用やカスタマイズに使用可能な100万円分のポイントをプレゼントする。

sumuneは、物件・住戸情報の閲覧からローン審査までオンラインで完結する仕組みや、100万円分のポイント進呈、申込金は一律10万円という初期費用の少なさを特徴とする、マンション購入のハードルを下げることを目指したサービス。あわせて対面相談やギャラリーでの現物の体感など、オフラインでのサポートにも対応する。

sumuneのマンション購入の検討から申込手続きまでの流れは、まず物件・住戸情報を閲覧し、選ぶところから始まる。sumuneの情報閲覧は会員登録不要。

次に、設計変更や支払いプランなどの購入シミュレーションに移る。購入シミュレーターは、マンションギャラリーのシミュレーターを最適化しているという。

申し込みでは、個人情報とクレジットカード情報等を入力し、申込ボタンを押下することで住戸の確保が完了する。その後、eKYCによる本人確認、住宅ローン審査に移る。一般的なマンション購入手続きとは異なり、申し込み後に審査を実施する流れとし、スピーディな申込完了を優先している。

住宅ローン審査は、iYellが提供する専用アプリ「sumune ダンドリ」を利用。sumune ダンドリでは契約から引き渡しまでをサポートする。

個人情報の提出やモデルルームへの来場が必要だった情報の入手が、サイト上でいつでも見られることが特徴で、不明な点や不安がある際にはコンシェルジュがサポート。対面、ビデオチャット、メールなどにて対応する。

オンラインだけでは不安を感じる人に向けて、コンセプトルームも用意。プラスワンライフラボ 銀座ギャラリーにて見学できる。将来的には拠点を3カ所に増やすことを目指す。

サービス名称は、「sumu(住む)」+「next(次の、新しい)・near(寄り添う)」から「sumune」と命名したという。sumuneで取り扱う物件は1LDK住戸のみで、ターゲットは単身の若年層。日鉄興和不動産では、数千万円のものをオンラインで買うということに対する抵抗感があるであろうことも認識しており、若年層から顧客の意識を変えていき、ファミリー向けなど、ターゲットを拡大していくことを目指す。

そのほか今後のアップデートとして、関西エリア等へのエリア拡大、電子契約手続きへの対応、住戸申し込みに係る抽選機能やキャンセル待ち機能、希望条件を満たした物件や住戸の新着通知機能、お気に入り保存機能などを予定している。