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郵便局、7月から試験的に時短営業。離島で16時までなど

日本郵便は、全国53カ所の郵便局において、7月1日から窓口営業時間の短縮を試行的に実施する。一部の局で、郵便窓口の終了時刻を17時から16時に短縮するほか、昼休みの窓口休止などを実施する。

都市部への人口集中や地方の過疎化、高齢化の進行、デジタル社会の進展などの変化を受け、日本郵便では、地域ごとのニーズなどを踏まえ、今後のネットワーク維持のための窓口営業時間の弾力化を検討。その一環として、窓口営業時間を短縮する。

具体的な施策は以下の通り。

(1)現在17時までの郵便窓口の営業を金融窓口と同じ16時までとする
(2)郵便・金融窓口ともに12時から13時までの60分間に窓口業務を休止する

(1)(2)のどちら一方、もしくは両方を郵便局の利用状況に応じて実施する。

対象となる53の郵便局は、東京都では大島や三宅島、八丈島などの島しょ地域。その他も比較的人口が少ない地域の局となっている。