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auカブコム証券、国内株式の手数料を大幅改定。7月19日から

auカブコム証券は、7月19日から国内株式の手数料を大幅に改定する。株式(現物株式・信用取引)の取引手数料を引き下げるほか、新サービスの「デイトレ信用」を開始。また、25歳以下の現物株式の取引手数料実質無料化などを行なう。

一方、2019年12月から実施していた信用取引の取引手数料無料化は終了し、買方金利や貸株料の引き下げなどを行なう。

現物・信用取引の手数料は2つのコースを用意。注文ごとの約定金額に応じて手数料が決まる「ワンショット手数料」と、1日の約定金額合計額に応じて取引手数料が決まる「一日定額手数料」とする。

現物株式 ワンショット手数料では、5万円以下を従来の99円から55円に引き下げるなど、業界最低水準。信用取引のワンショット手数料も同様にネット証券で最低水準にする。

現物株式 ワンショット手数料
信用取引 ワンショット手数料

また、信用取引の金利。貸株料も引き下げる。

買方金利(年率)と株価部料(年率)

新サービスの「デイトレ信用」は、返済期限が当日のみとなるデイトレード専用の一般信用取引。取引手数料は0円、買方金利・貸株料は、1約定あたりの約定金額が100万円未満の場合は1.8%、また、デイトレ信用の導入により、一般信用取引(売短)のサービスが廃止となる。

25歳以下の利用者は、現物株式取引手数料を実質無料化する。7月19日以降、「1日定額手数料コース」を選択した場合、1日当たりの約定金額100万円まで実質無料とし、現物株式取引手数料を全額キャッシュバックする。