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トヨタ、アップデート&パーソナライズするクルマ「GRヤリス“モリゾウ”」

トヨタ自動車とKINTOは、「人に寄り添って進化するクルマ」の取り扱いを開始する。第1弾として、利用者一人ひとりに合わせて最新のソフトウェアを反映させていく新商品「GRヤリス“モリゾウセレクション”」をサブスクリプションサービス「KINTO」で取り扱い開始した。

GRヤリス“モリゾウセレクション”は、技術革新にあわせてGRヤリスに最新のソフトウェアを反映し、クルマの「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を最適化するほか、ユーザーの利用状況にあわせてソフトウェアをパーソナライズし、人に寄り添ったクルマの実現を目指す。

トヨタは、ROOKIE Racingと連携して参戦している「スーパー耐久シリーズ」において、ドライバーの走行データやフィードバックをもとにしたアップデートを繰り返して行なっており、各ドライバーにとってコントロールしやすくすべく、パーソナライズしている。

ROOKIE Racingの活動

サブスク型サービスのKINTOであれば、契約後も付加価値を継続的に提供できるため、この仕組みをレースの現場だけでなく、一般のクルマにも反映する試みとして、GRヤリス“モリゾウセレクション”を提供する。

具体的なメニューは、来春以降公開予定だが、最新のソフトウェアを反映し、クルマの「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能を最適化。GRガレージ各店舗(一部除く)にて提供し、費用はKINTOの月額利用料に含む(一部有料メニューあり)。また、走行データをもとに、一人ひとりに合わせてソフトウェアをカスタマイズしていく。

パーソナライズ

GRヤリス“モリゾウセレクション”は、GRヤリスRZ“High performance”をベースに、モリゾウ(トヨタ自動車 豊田章男社長のレーシングネーム)やROOKIE Racingにちなんだデザインを随所に盛り込んでいる。カラーバリエーションは、プラチナホワイトパールマイカ・エモーショナルレッドII・プレシャスブラックパールの3色を用意し、KINTOの月額利用料は、3年契約で54,340円から。