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東工大 田町キャンパスに複合施設。企業と大学の産業・研究拠点

完成予想イメージ

NTT都市開発が代表企業を務める「NTTUD・鹿島・JR東日本・東急不動産グループ」は、東京工業大学と連携し、東京工業大学田町キャンパスにおいて、企業・大学が集積する産業・研究拠点の整備等、複合施設の開発を推進する。

同グループが、東京工業大学から「東京工業大学田町キャンパス土地活用事業」における事業予定者(交渉権者)に選定されたことを受け、2月26日付で東京工業大学と、東京工業大学田町キャンパス土地活用事業における事業協定書を締結した。

今後は、同事業敷地において、国内外の企業や大学が集積する産業・研究拠点の整備を行なうとともに、新たな都市像となる「イノベーション・ウォーターフロント」の実現に向けて、田町エリアの街づくりを推進する。

位置図

同グループの提案概要は、「隣接する田町グランパーク等周辺との一体的な街づくり」、「国際的な産業・研究拠点の形成に資するイノベーションエコシステムの構築、大学施設の計画」、「地域に開かれた新たな都市型環境・防災拠点の形成、エリアマネジメント活動の推進」。

敷地面積約22,700m2、地上36階建ての複合施設Aと、約500m2の複合施設Bの整備を計画。2030年6月頃の供用開始、2032年4月頃のグランドオープンを目指す。

複合施設A 全体外観(東側)
複合施設A 低層部外観(南側)

民間施設用途として、複合施設Aは事務所、ホテル、商業施設、保育所、産学官連携施設等、複合施設Bは商業施設を予定している。大学施設用途は、Aが教育研究施設、産学官連携施設、Bが教育研究施設。

複合施設A 低層部内観

所在地は東京都港区芝浦三丁目17番1 他。規模は、複合施設Aが地上36階、地下2階で、延床面積約247,700m2、高さ約178m。複合施設Bが地上7階で、延床面積約2,500m2、高さ約33m。