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越中島で「いるだけで健康になる街づくり」 野村不動産と東京医科歯科大

東京医科歯科大学と野村不動産は、同大学が東京都江東区越中島一丁目において保有する土地の有効活用事業に関する事業契約および一般定期借地権設定契約を締結した。産学連携での「いる(住む・来る)だけで健康になる街づくり」に向けた共同研究を開始する。

野村不動産グループが持つ住宅・商業施設・オフィス等の開発・運営ノウハウの活用を目的として締結。これまでも共同研究契約を、2023年7月に野村不動産ウェルネスを加えた三者間、同年11月に東京工業大学、野村不動産ライフ&スポーツを加えた四者間で締結し、地域との連携・交流を企図した、多世代交流が可能な街づくりの検討を進めていた。

共同研究では、シニアレジデンス入居者と若者世代との世代間購入の効果に関する研究や、テレワーク労働者の身体活動向上を目指したオンライン型生活習慣改善プログラムの開発に取り組んでいる。

今後は産学連携の取り組みとして、「いる(住む・来る)だけで健康になる街づくり」の実現に向けて推進する。事業コンセプトを「TOTAL Healthcare for All Generations」とし、全世代の未病予防、健康維持・増進に取り組み、QOL向上に寄与する街づくりを目指す。

開発地は、東京都江東区越中島一丁目3番31、6番2(地番)、敷地面積は17,967.21m2