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Twitter、政府関連アカウントを明確化。 @kantei など

Twitterは17日、政府関係者や、国家当局に関係したメディアのアカウントの識別に関する取り組みを拡大。日本などG7参加7カ国や、Twitterが国家による情報操作と関連づけられるほとんどの国に拡大する。

Twitterが政府や国を代表するアカウントに対して背景情報(ラベル)を追加することで、発言者の立場を明らかにし、透明性を確保する。

昨年8月にフェーズ1として、中国、フランス、ロシア、英国、米国を対象として行なった取り組み。フェーズ2として新たにカナダ、キューバ、エクアドル、エジプト、ドイツ、ホンデュラス、インドネシア、イラン、イタリア、日本、サウジアラビア、セルビア、スペイン、タイ、トルコ、UAEが追加される。

ラベルは、外務大臣、国家機関、大使、政府報道官、主要な外交指導者を含む政府要人の認証済みアカウントに対して追加。現時点では、海外で国家の世論を表明する政府高官や関連機関に宛てられている。また、フェーズ1、2に含まれる国の代表者の個人アカウントにも追加される。

現在ラベルが適用されている日本のアカウントは以下の通り。

日本政府 @JapanGov
外務省(英語) @MofaJapan_en
外務省 @MofaJapan_jp
日本政府 @japan
菅総理 @sugawitter
官邸(英語) @JPN_PMO
官邸 @kantei
茂木外務大臣 @moteging
鷲尾外務副大臣 @washioeiichirou
加藤官房長官 @KatsunobuKato1
在米日本大使館 @JapanEmbDC
在英日本大使館 @JAPANinUK
在仏日本大使館 @AmbJaponFR
国連代表部 @JapanMissionUN
在独日本大使館 @BotschaftJapan
在加日本大使館 @JapaninCanada

ラベルに追加されるテキストも、個人と期間とを区別して政府アカウントのラベルをより具体的に表示。国家代表者の個人アカウントのラベルを拡大し、Twitter上で追加の背景情報を表示する。

今後は、数カ月掛けて国家当局関連メディアのアカウントについてもラベルを追加。関連するすべてのアカウントを確実に把握できるようにしていく。