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ゼブラ、振動を抑えるボールペン「ブレン」にシャープ一体型

ゼブラは、筆記時に生じる振動を制御したブレないボールペン「ブレン」から、シャープペンを搭載した「ブレン2+S」を、2月26日に発売する。価格は550円。

ブレンシリーズは、独自開発の機構「ブレンシステム」によって、筆記時に紙とペン先が接触した際に発生する振動を制御するボールペン。単色ボールペン「ブレン」、3色ボールペン「ブレン3C」を展開し、累計販売本数1,000万本を突破している。

(左から)ブレン、ブレン3C、ブレン2+S

ブレン2+Sは、ボールペンとシャープペンを一体にした多機能ペン。多機能ペンは、ボールペンとシャープペンのペン先の太さが異なるため、ペン先と先端孔の間に隙間が生じるなどの構造から、筆記時の振動がより大きいという欠点があるという。

これに対しブレン2+Sではシャープメカを細くし、ボールペンとペン先のサイズを同じにするなど、各パーツの隙間をなくした「ノイズフリー設計」を採用。そのほか、ペン先端に金属パーツを取り付けることによる「低重心」、中芯をボディの先端でホールドする「ダイレクトタッチ」により筆記時の振動を制御し、ストレスフリーな書き心地を実現したとしている。

ボールペンはエマルジョンインク 黒、赤、シャープペン芯径は0.5mm。ボディサイズは単色のブレンと同じで、多機能ペンながらスリムなボディであることも特徴としている。

ノックは、シャープペンのノックを他の色のノックより大きくし、クリップ反対側の押しやすい位置に配置。また、ノック解除時の衝撃音を軽減するため、やわらかいラバー製を採用している。

デザインは、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoと協業。ストレスフリーな書き心地を、ボディデザインで表現したという。軸色は、黒、グレー、白、ブルーグリーン、ピンク。