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Revolut、銀行口座の入金に対応。受取用バーチャル番号を使用

金融アプリの「Revolut」は24日から、国内銀行口座からのRevolutアカウントへの入金に対応した。従来の資金のチャージ方法は、クレジットカード/デビットカードのみだったが、新たに国内銀行口座を追加し、チャージ方法の選択肢を拡充する。

Revolut(レボリュート)は、NFCタッチ決済対応のVisaデビットカード(プラスチックカード・バーチャルカード)による支払いのほか、手数料不要で有利なレートの為替両替・送金、予算管理、貯金などの機能を備えた金融アプリ。英国を拠点とし、全世界で1,300万以上のユーザーが利用している。

今回追加された銀行口座入金は、パスワードを含む口座情報の登録を要する「口座連携形式」ではなく、銀行送金受取専用のバーチャルレファレンスナンバーを発行する形式を採用。Revolutユーザーは、口座情報を登録することなく、国内銀行口座からの送金を受け取れるようになる。

2020年は口座振替サービスを使った不正利用が問題となったが、この形式ではそうした危険はないという。一方、入金をRevolutアカウントに反映されるには1~2営業日を要するほか、送金元の国内銀行次第で手数料が課せられる場合がある。

想定される利用シーンは、「毎月定期的に一定の金額をご自身の銀行口座から受け取る場合」など。


    【国内銀行口座からの入金手順】
  1. アプリ内ホーム画面に右上に見える日本国旗のアイコンをタップ
  2. Revolutアカウント上に発行されたレファレンスナンバー詳細が表示
  3. 銀行口座からこのバーチャルレファレンスナンバー宛に送金指示
  4. 通常、Revolutアカウントに反映されるには1-2営業日ほど要する