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接触確認アプリ「COCOA」、2000万ダウンロード突破

厚生労働省は17日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」のダウンロード数が2,000万件を突破したと発表した。6月19日のリリースから約5カ月での2,000万ダウンロード達成となる。

COCOAは、iOSとAndroid版を提供中。人と人との接触を検知・記録し、接触した別のアプリ利用者の陽性が判明した場合、過去14日以内に接触したアプリ利用者に「陽性者と接触した」という情報を通知する。不具合なども報告されていたが、厚労省では、「8月初旬から9月中旬にかけて数千件寄せられた障害に関する問合せについてはほぼ無くなり、確認されていた不具合も、ほとんどが解消した」としている。

COCOAを使うことで、陽性者との接触通知を受けた場合、症状の有無や接触の心当たりの有無に関わらず、検査につながる保健所等のサポートを早く受けられる。なお、船橋市や浜松市、熊本市など複数の自治体において、接触通知を契機に検査を受診し、陽性が判明した例が確認されており、厚労省は引き続き周知や利用促進を図る。