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ガーミン、ヘルスケア事業本格参入。「Garmin Health」開始

ガーミンジャパンは、グローバルプロジェクトとしてヘルスケア事業に本格参入し、今秋から日本で「Garmin Health」の提供を開始する。

企業や健康保険組合の「健康経営」プランや保険、フィットネス事業といった顧客・会員向けサービス、ソリューション事業、研究など幅広い分野をサポートするグローバルプロジェクト。Garminのウェアラブルデバイスを活用し、スポーツ&アクティビティシーンだけでなく日常生活における健康管理・健康増進をサポートする。

「Garmin Health」のエコシステムでは、各種データの連携や収集・分析のため「Garmin Health API」「コンパニオン SDK」を用意。

「Garmin Health API」は、ユーザーの同意が得られる場合、Garmin Connectに保存されるGarminデバイスを通じて取得した心拍数、歩数、ストレス、睡眠といったすべてのデータの活用が可能になるツール。事業やプログラム、研究などの管理者、健康・フィットネスアプリのプロバイダーなどが活用できる。

研究やフィットネスのような即時分析、フィードバックが必要なシーンでは、「コンパニオン SDK」を利用。Android/iOS向けモバイルアプリを準備すれば、加速度データを含むリアルタイムデータの取得が可能になる。「Garmin Health API」と合わせて利用することで、一時的なデータと過去のデータの両方にアクセスすることも可能。データ収集時にGarmin Connectへのアクセスが難しい企画では、モバイルアプリからデバイスで記録されたデータに直接アクセスできる「スタンダード SDK」を利用できる。

目的に応じたアプリのカスタマイズや、プロジェクトやニーズに適応するデバイスの提案、エコシステムに関するテクニカルサポートなども実施する。

Garmin Connectで取得できるデータ