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アルプス、自動車の天井をディスプレイ化する「デジタルキャビン」
2020年10月19日 17:54
アルプスアルパインは、次世代自動車向けの「デジタルキャビン」など、国内初公開となるソリューションを「CEATEC 2020 ONLINE」に出展する。
「デジタルキャビン」は、E(電子)ミラーによる視覚の低減や周辺表示、ドアトリム一体型の次世代入出力デバイス、天井大画面ディスプレイや乗員個別に音を響かせるゾーンサウンドなどが可能になる次世代自動車向けの提案。HMI(Human Machine Interface)、センサー、コネクティビティのコア技術から成る各種入出力デバイスを、独自の統合ECUであるHPRA(High Performance Reference Architecture)によりソフトウェア処理することで実現している。
「タッチレス操作パネル」は、指を触れずに操作できるタッチパネル。独自開発の静電許容センサーにより、10cm離れた位置から手の存在を検知する。手/指とセンサーの距離やジェスチャーを認識し、多彩な操作を非接触で実現。医療・介護など衛生面での配慮が必要な現場や、公共施設、家庭内など日常生活での「触れない」「触りたくない」ニーズに応えるとしている。
同社ブースでは「Emotion in Mobility」および「安心で安全な社会へ」の2つをテーマとし、CASE(Connected、Autonomous、Shared & Services、Electric)やIoT等の市場に向けた取り組みや、ニューノーマル、スマートシティに貢献する製品・技術を出展する。
出展内容は下記の通り。*は初出展。
【企業別エリア】
- デジタルキャビン*
- 統合ECU HPRA*
- デュアルセルLCD*
- ECU一体型車両接近警報スピーカー
- 社有車向けデジタルキーシステム
- アナログメータ―遠隔監視システム
- 設備の予知保全システム
- 作業者見守りシステム
- ハプティックリアクタ
- その他各種コンポーネント製品
- ALPINE Brand Business新事業および各種製品*
【テーマ別エリア】
- ニューノーマルソリューションズ
物流遠隔監視システム - ニューノーマル社会を支えるデバイス
タッチレス操作パネル* - スマートシティ
道路自動追従点検システム*