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沖縄県、観光客も対象のコロナLINE通知システム「RICCA」

LINEは、沖縄県の観光客を対象としたLINEコロナお知らせシステム「RICCA(りっか)」を16日から導入した。観光客が利用施設などを登録すると、濃厚接触などの感染リスクが疑われる場合にLINEメッセージで通知してくれる。

LINEは、自治体と連携し、店舗ごとに掲出したQRコードをユーザーがスマホで読み込むことで、当該場所でクラスターが発生した場合にLINEを通じて迅速に情報を受け取れるシステムを5月から展開。全国15自治体で導入されている。

従来は地域の住民を対象としたものだったが、今回スタートしたRICCA(Real-time Interactive CORONA Catch Application)は、観光客まで対象を広げた点が特徴。

沖縄県のLINE公式アカウント「沖縄県-新型コロナ対策パーソナルサポート」を活用し、観光客が同アカウントを友だちに追加して、利用店舗でQRを読み込むことで、行動履歴を県のシステムで自動記録。登録した利用者に陽性判定が確認された場合は、アカウント内で陽性報告を実施してもらい保健所で照合し、正しい場合には同日・同場所にいた人に対して通知を行なう機能も搭載する。

また、10月末から同アカウントを通じ、登録店舗で使用できるクーポンを発行できる機能も追加予定。