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MONET、MaaS開発者向けAPI提供サービスを正式オープン

モネ・テクノロジーズは28日、MaaS(Mobility as a Service)開発者向けに各種APIを提供する「MONETマーケットプレイス」を正式オープンした。

MaaSのシステム開発に活用できる天気、観光、地図情報、決済システムなどを提供するサービス。企業や自治体によるMaaSシステムの構築を支援する目的で運営している。利用者は必要なAPIを選択してAPIキーを取得し、個々に設定された料金プランに沿った金額を支払う仕組み。

28日からは、チケット予約・QRコード発行、決済、天気予報、観光関連情報、地図・位置情報、配送ルート算出などのAPIを提供開始する。

決済は、PayPayとクレジットカードに対応。天気予報APIはウェザーニューズが、位置情報はゼンリンデータコムのいつもNAVI API。

今後は、オンデマンドバスの運行予約、運行管理用のAPIや本人確認用の「iTrust本人確認サービスAPI」を提供予定。本人確認APIでは、マイナンバーカードと公的個人認証サービスの活用により、オンラインでの本人確認や現況確認を実現する。これらの機能を組み合わせるだけで、独自のMaaSシステムを開始できるとアピールしている。

また、MONETマーケットプレイスの正式オープンに伴い、マーケットプレイスにAPIを提供する企業の募集も開始した。