ニュース

メルペイ、不正利用対策で本人確認強化

メルペイは、登録・利用における本人確認と不正利用対策を16日から強化する。

これまでは、会員登録時のSMSによる二段階認証や、犯罪収益移転防止法に基づく本人確認、専門スタッフとシステムの組合せによる24時間365日の監視など、ユーザーの登録・利用(チャージ・決済等)の各ポイントにおいて対策を講じてきた。また、不正取引が発生する予兆を検知した場合には、迅速に調査と取引制限を実施。不正が発生した場合には、全額補償を行なっている。

さらに追加施策として、新規に金融機関口座の登録を行なう場合に、全ての金融機関についての登録時の本人確認(eKYC)を実施。また、既に金融機関口座を登録している人には、全ての金融機関口座でチャージを行なう際に本人確認(eKYC)を実施する。

一部金融機関については本日より対応開始し、その後順次全金融機関に拡大する。

また、16日からゆうちょ銀行の新規銀行口座登録・銀行チャージを一時停止する。ゆうちょ銀行では提携している即時振替サービスで不正利用が発生しており、2要素認証を未導入の決済事業者との連携を一時停止している。

メルペイで確認しているゆうちょ銀行での被害は3件で、被害金額は合計498,113円。被害については全額保証する対応を進めている。なお、現時点で他の金融機関についての被害は確認されていない。