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Osaka Metroの次世代改札実験、顔パス精度向上・ウォークスルー可能に

東芝インフラシステムズは、Osaka Metroで実施している次世代改札機の実証実験で、マスクをしたままでの顔認証精度向上など、機能追加・処理速度向上を図った。

次世代改札機は、顔やQRコードによって改札の入退場を実現するもので、従来はそれぞれ別々の改札機を用意していたが、新たに1台の改札機で顔・QRコード認証を可能にした。

また、顔認証エンジンを更新し、マスクやメガネ・サングラス着用時の認証精度が18%向上。ソフトウェア設計の見直し等により、通過処理速度を約40%向上させ、ウォークスルー通行が可能になった。

実証実験は2019年12月10日から2020年9月30日までを予定。設置駅はOsaka Metro 長堀鶴見緑地線 ドーム前千代崎駅。Osaka Metroの社員向けのとして実施されている。