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御堂筋に高さ135m、広さ1.7haの複合施設。淀屋橋駅直結

淀屋橋駅西地区の再開発において、8月6日に淀屋橋駅西地区市街地再開発組合が設立された。大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発が地権者かつ参加組合員として参画する。地上28階建、高さは約135m。

「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」として進められる事業。御堂筋の玄関口に位置した施行面積約1.7haの区域。大阪の文化・行政・産業の中心という中之島地区に隣接している。

位置図

今回の事業では、大街区化によるワンフロア貸室面積1,000坪を超えるオフィス空間を整備するとともに、1階と2階では商業店舗を展開。大阪の国際競争力の強化、御堂筋のにぎわいの創出を図る。

御堂筋沿道のイメージ

また地下は地下鉄淀屋橋駅と接続。バリアフリー化・利便性向上を図るとともに、駅から連続した地下商業空間を整備する。

御堂筋に面した高さ50mの基壇部屋上階(地上11階)には、一般の人も利用できる基壇部屋上庭園、カフェラウンジ等を整備。中之島を一望できる新スポットを創出する。

そのほか、土佐堀通側の敷地内のオープンスペース整備や、土佐堀川に面した水辺の溜まり空間など大川町公園の再整備を計画。水辺のにぎわい拠点創出および中之島を中心とした水辺の回遊性向上を図る。

所在地は、大阪市中央区北浜4丁目1番他。建築敷地面積は約7,200m2、延床面積は約131,800m2。階数は地上28階、地下2階。2021年度着工、2025年度竣工予定。