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Microsoft、TikTok買収を協議

米Microsoftは2日(現地時間)、米国政府が排除の方針を打ち出している動画投稿サービス「TikTok」の買収に向けた協議を進めていることを明らかにした。

中国Bytedance傘下のTikTokに対し、米国政府が安全保障上の問題などを理由に利用停止を検討していると報じられている。Microsoftのサティア・ナデラCEOは、トランプ大統領とも会談し、米国内におけるTikTokの買収を検討するための協議を継続する用意があると伝えた。セキュリティレビューの徹底を条件にTikTokを買収し、米国に適切な経済的利益をもたらすとする。

同社は、Bytedanceと協議を進め、9月15日までの決定を目指す方針で、米国政府との対話を継続していく。この協議では、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのTikTokサービスの買収を提案し、これらのマーケットでMicrosoftがTikTokの運営を担っていく考え。