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日本郵便とJR東、千葉の無人駅内房線江見駅を一体運営

日本郵便とJR東日本は、郵便局と無人駅を一体化し、郵便局で駅窓口業務も行なう「江見駅郵便局」の営業を8月31日から開始する。

千葉県鴨川市の江見郵便局を、無人駅であるJR内房線江見駅の敷地内に新築移転し、江見駅郵便局と改称した。両社が2018年6月に締結した「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づいた、「郵便局と駅の機能連携」によるもの。

郵便局業務に加え、JRの普通乗車券、定期券などの乗車券類および無記名式のSuicaの発売・チャージ、精算、列車の発車時刻、運賃の案内などを実施する。駅窓口の営業時間は平日の9時から16時。土日休日は営業しない(12月31日から翌年1月3日を除く)。

郵便局前には、かつて郵便物を運送していた郵便・貨物電車をイメージしたラッピングポストを設置。

開業を機に、風景入日付印の押印サービスも開始。また、JR東日本千葉支社のマスコットキャラクターである「駅長犬」と、日本郵便のキャラクターである「ぽすくま」をデザインしたオリジナルの小型記念日付印の押印サービスも実施する。いずれも窓口で希望した場合に対応する。