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マイナンバーカード関連手続き、全国的に混雑。システム遅延も

マイナンバーカードの運営を担うJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)は8日、全国的にマイナンバーカードの電子証明書の新規発行などにおいてシステム遅延が発生していると発表。一部市区町村において、特に午前中の窓口業務に混雑が生じている。

特別定額給付金のオンライン申請などもあり、電子証明書発行や暗証番号ロック解除・再設定などの手続きが急増。そのため、システムの処理が遅延した。J-LISでは、手続きのために市区町村の窓口に来る場合は、午前中等の混雑時間帯を避け、比較的空いている夕方や土日に手続きを行なうよう呼びかけている。

一方で、午前中でマイナンバーカード関連の受付を終了する自治体もある。例えば、東京都品川区では11日のマイナンバーカード関連受付を、同日中の他手続き可能件数に達したとして、午前8時55分に締め切っている。また、多くの自治体ではマイナンバーカード関連手続きで窓口業務が混雑し、待ち時間が長くなっていると告知しており、時間をずらした来庁や、特別定額給付金については郵送も検討するよう呼びかけている。

マイナンバーカード関連で窓口に行く場合は、事前に自治体の告知等を確認し、混雑などを避けるようにしてほしい。