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「イオンモール白山」着工。北陸3県からの集客狙う

イオンモールは、石川県白山市横江町で開発中のショッピングモール「(仮称)イオンモール白山」の建築工事に着手した。2021年夏開業予定。

金沢市中心部から南西約7km、敷地西側を金沢外環状道路海側幹線、北側を県道194号の幹線道路に面してアクセス性に優れるとし、北陸自動車道「白山IC」から南へ500mという立地で、北陸3県(富山県、石川県、福井県)からも集客が期待できるという。

同モールは、ハード・ソフト両面からこれまでにない「喜び」「驚き」「感動」の体験を提供し、季節や天候にかかわらず快適で「年中お出かけ日和」な空間づくりに取り組むという。また、行政や地域事業者と連携して、地域交流拠点の一翼として街のにぎわい創出の一助となることを目指す。

モールは地上3階建て。約220店舗が出店予定。メインエントランスからの通りは、天井があり天候に左右されない作り。ストリート中央には木々を設置し、両サイドにはファッションや雑貨などの専門店が出店する。

それぞれのゾーンコンセプトは、1階が「Dramatic Street」で、大型ファッション、スイーツ、ベーカリー、生鮮食品、地元の食材が揃うフードゾーン、非日常を楽しむレストランなどを設置。

2階が「Daytime Street」で、ファミリーカジュアルを中心に、ライフスタイル雑貨、スポーツ、家電などを設置。

3階が「Wonderland」で、「体感」をキーワードとして大型アミューズメントやシネマを導入。子育て世代向けのサービス、コミュニティ機能も備え、フードコートも設置される。

計画概要は下記の通り。

・所在地:石川県白山市横江町土地区画整理事業施工地区内
・敷地面積:約175,000m2
・延床面積:約110,000m2
・総賃貸面積:約73,000m2
・建物構造:鉄骨造 地上3階建
・駐車台数:約4,000台
・専門店数:約220店舗