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駅の出入口やバスターミナルへのルートをARでナビ。大阪メトロアプリ

パナソニックおよびパナソニック システムソリューションズ ジャパンは、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro/大阪メトロ)のスマートフォン用アプリ「Osaka Metro Group案内アプリ」を開発。3月16日より提供開始した。利用料金は無料。

Osaka Metroでは、GPSが届かない地下鉄駅構内からOsaka Metro Groupが運行する大阪シティバスのバスターミナル等への経路案内が課題となっているという。

この課題に対しパナソニックは、光ID技術「LinkRay」を活用した「ARナビゲーション」機能搭載の鉄道アプリを開発。Osaka Metro Group案内アプリにて採用した。

ARナビゲーションは、駅構内に設置されたARナビボードにスマートフォンをかざすと、目的地に応じた出入口やバスターミナルまでの案内ルートを、スマートフォン画面に「動く矢印」で表示して案内する。

ARナビボードイメージ
ARナビゲーションイメージ

ARナビボード設置駅は、御堂筋線 梅田駅、なんば駅、四つ橋線 西梅田駅、なんば駅、谷町線 東梅田駅、千日前線 なんば駅、長堀鶴見緑地線 ドーム前千代崎駅、大正駅。梅田駅、西梅田駅、東梅田駅では、Osaka Metroや他電鉄への乗換案内、商業施設案内にも対応する。

なおLinkRayは、LED光源から送信されるID信号をスマートフォンで受信して情報を素早く入手できるもの。デジタルサイネージ、看板、光ID送信機能付きのLED照明といった明かりや光などから発信された光信号(ID)をスマートフォンのカメラで読み取る(専用アプリで撮影する)ことで、情報を入手できる。

アプリはそのほか、時刻表ウィジェット対応。よく利用する駅を登録しておくと「平日」、「土・日・休日」の他、臨時ダイヤにも対応した時刻表をスマートフォンのウィジェットで表示する。

また、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語といった、外国人向け多言語表示に対応している。

対応OSは、iOS、Android。