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PayPal、楽天市場の決済プラットフォームに追加。楽天の海外対応強化

PayPal(ペイパル)は、「楽天市場」に決済サービスを提供を開始する。これにより、楽天市場の出店店舗は、PayPalをユーザーの決済手段として導入することが可能になる。

PayPal利用者にとっては、楽天市場での買い物が快適になるほか、楽天市場の海外販売対応する出店店舗にとって、海外の顧客を取り込むビジネスチャンスになるという。

PayPal払いの場合、クレジットカード情報などの入力が不要で、デビットカード、クレジットカード、銀行口座(みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行)から、状況に応じて支払い方法を選べる。

楽天市場の出店店舗は、3億人を超えるPayPalユーザーに自社商品を販売するビジネスチャンスを拡大できる。PayPalの調査では、オンライン販売を行なっている国内マーチャントにおける海外顧客売上構成比は全体の26%で、日本は11カ国中最も低い割合だったことから、「海外の顧客を取り込むことで売上を拡大する機会がある」としている。