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JR西日本、20年後を見据えた自動運転車両試験

JR西日本は、列車を実際に自動で走行させる試験を実施した。同社では、概ね20年後を目処に、自動列車運転の実現を考えており、最初の線区は大阪環状線、桜島線を予定しているという。

そのための機能評価、課題抽出を目的として、実車両を用いた試験が大阪環状線外回り 大阪~京橋駅間で行なわれた。使用車両は323系 1編成(8両)で、日程は2月5日、7日、17日、19日の4日間。終電後から始発前までの時間帯を利用して行なわれた。

試験内容は、加速、惰行、原則などの制御機能、定位置停止機能、乗り心地などの確認。試験運転では運転士が乗り込み、発射ボタンを手動で押すところからスタートした。

ボタンが押されると徐々に車両が自動で加速。目的地で自動的に減速して停車する。走行制御については、既存の制御装置(デジタル伝送装置)に加減速制御と、定位置停止制御の機能を追加して実現した。

同社では、20年後のありたい姿を示す技術ビジョンとして「無線式ATCなど保安システムの進化と自動運転技術による安全性と輸送品質の向上」を掲げ、自動運転実現に取り組んでいるという。