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りそな、めぶきFGにアプリ開放。デジタルバンキングやデータ活用で協力

りそなホールディングスとめぶきフィナンシャルグループは、17日よりよりデジタル分野における共同研究を開始。新たなデジタルバンキングサービスの提供で協力する。バンキングアプリの共有や、デジタルマーケティングやデータビジネスなどに共同で取り組む。

具体的には、「バンキングアプリ」を活用した非対面ビジネスの強化で協力。「りそなグループアプリ」のプラットフォームを開放し、めぶきFGの顧客を対象とした新たな「バンキングアプリ」を開発。アプリの運営ノウハウ等を共有する。

また、セルフ端末を活用した新しい店頭セールス体制の構築や、店頭業務の効率化に向けた具体的な検討に着手。さらに、デジタルマーケティングやデータ分析、データビジネス分野等の取り組みについて研究対象として検討を行なう。

りそなグループは首都圏と関西圏に、めぶきFGは常陽銀行と足利銀行を傘下に茨城県と栃木県を地盤にしており、両社をあわせた個人顧客数は2,000万人を超える。両社は、顧客接点強化や、デジタルを活用した利便性向上・業務プロセス等の研究を共同で行なうことで、新たなデジタルバンキングサービスや、ネットとリアルが融合する顧客体験の提供を目指すという。