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JR品川駅に高輪GW駅ジオラマ。マクドナルドから回収した再生プラ活用

JR東日本スタートアップは、「JR東日本スタートアッププログラム2019」で採択したベンチャー企業とともに、SDGs推進をテーマとした「STARTUP_STATION in 品川駅」を2月17日から23日まで品川駅で開催。再生プラスチックから作られたブロックを使った高輪ゲートウェイのジオラマ展示や、再生ポリエステルを使った「SDGs Tシャツ」の販売などを行なう。

会場の様子

ジオラマは、日本環境設計が日本マクドナルドと実施しているリサイクル企画「マックでおもちゃリサイクル」により、全国のマクドナルドから回収したハッピーセットのおもちゃを再生プラスチック化した「サステナブルnanoblock」を使用。nanoblockはカワダが開発した日本生まれの超ミニサイズブロックの名称。

ハッピーセットのおもちゃをリサイクル

このブロックを使い、ジオラマ中央にある高輪ゲートウェイ駅を作成した。駅の周りの建造物は自由な発想で作られた架空のもの。また、サステナブルnanoblockを使った同駅のミニサイズ模型を、夏頃から販売開始する予定。

サステナブルnanoblockで作られた高輪ゲートウェイ駅
夏に発売予定の高輪ゲートウェイ駅のミニサイズ模型

SDGs Tシャツは、日本環境設計の次世代ケミカルリサイクル技術により、不要になった服を繊維として再生して作ったTシャツに、ヘラルボニーの扱う障害者によるアートやイラストを、購入者がその場でデザインして購入できる。知的障害のある人へ収益を還元し、持続的なビジネスモデルを構築するという。

デザインは、タッチパネルによりイラストの移動や回転・拡大縮小などが可能。価格は2,500円だが、リサイクル用の衣服を持ち込むと500円引きとなる。

イラストは拡大縮小回転など自分でデザインできる