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ホームズクラウド、クラウドサインと連携。電子契約機能を標準搭載

Holmesが提供する契約マネジメントシステム「ホームズクラウド」と、弁護士ドットコムが提供する電子契約システム「クラウドサイン」が業務提携を発表。秋より、ホームズクラウド上でクラウドサインの電子契約機能が、標準機能として提供される。

ホームズクラウドは、契約書の作成・締結・承認・管理に加え、複数の契約から構成されるプロジェクト全体の進捗管理も含めた、契約業務全体のマネジメントが可能な、契約マネジメントシステム。

クラウドサインは、「紙と印鑑」をクラウドに置き換え、契約作業がPCだけで完了する、Web完結型クラウド契約サービス。電子契約機能には、電子署名とタイムスタンプが施されており、いつ・誰が・何を契約したかを確認できるようにすることで、法的証拠力を担保している。

今回の提携では、ホームズクラウドとクラウドサインが機能上で連携。ホームズクラウドで「電子締結」をクリックすると、画面が遷移することなく、クラウドサインのシステムで契約締結が完了する。

クラウドサイン実装前にホームズクラウドを利用している場合は、料金体系に変更なく、クラウドサインの電子契約機能が利用可能。

実装後にホームズクラウドを契約し、クラウドサインを利用する場合は、別途クラウドサインとの利用契約、及びクラウドサイン利用料金が必要。クラウドサインの電子契約機能使用の場合、1件あたりの契約送信費用は200円。

Holmes 代表取締役CEO 笹原健太氏は、今回の提携の目的について「電子契約や契約管理市場の拡大」と説明。両サービスの強みを活かした契約業務の環境を構築し、契約マネジメントと電子契約の領域において、より便利なサービスの提供を目指す。