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イオン、「首里城WAON」の寄付金額を10倍に。各社が復興支援

首里城WAON

イオンは、大規模な火災により、世界遺産である首里城が甚大な被害を受けたことに対して、ご当地WAON「首里城WAON」の寄付金額を通常の10倍にして支援に取り組むことを発表した。

首里城WAONは、2010年から発行している地域貢献型電子マネー。発行手数料は300円。従来、利用金額の0.1%をイオンから美ら島財団の「首里城基金」に寄付。首里城の歴史と文化に関する研究や、県内外に流失した文化遺産の調査、収集、保存、首里城に関する知識の普及啓発などに利用されているという。

火災から数日間で、首里城WAONの利用や、カードを求める人が急増したことから、今回、11月より寄付金額を通常の10倍となる利用金額の1%に引上げ。首里城を支援したいという利用客の声に応えるとしている。またイオンの店頭でも「首里城支援募金」を実施する。

那覇市を中心に首里城復興の支援金を募集中

那覇市では、那覇市役所本庁と那覇市各支所(真和志支所、首里支所、小禄支所)に募金箱を設置しているほか、銀行口座振り込み、ふるさと納税で支援金を受け付けている。支援金は、首里城の再建に取り組む沖縄県等へ送金される。

対応の銀行口座は以下の通り

・琉球銀行 本店営業部 普通 1279506
・沖縄銀行 本店 普通 2603484
・沖縄海邦銀行 本店営業部 普通 913978

口座名義は「首里城火災に対する支援金活動事務局」

ふるさと納税を利用した支援金募集は、ふるさとチョイス「沖縄のシンボル『首里城』再建支援プロジェクト」で実施中。決済方法はクレジットカードのみ。返礼品はなく、寄附金受領証明書が発行される。なお、那覇市が実施しているインターネットによる寄附受付はふるさとチョイスのみ。

JALでは、支援金として、首里城の復元に向け沖縄県にて開設準備が進められている「寄付金口座」へ1,000万円を寄付。また、JALマイレージバンク会員を対象にマイル寄付の募集する。期間は11月7日17時から12月22日23時59分。JALWebサイトにおいて、1口(3,000マイル)単位の寄付を受け付ける。

じぶん銀行では、首里城再建支援金の受付を11月5日より開始。期間は12月27日まで。じぶん銀行の口座から手数料無料で支援金を振り込める。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)では、「Tポイント募金」にて「緊急募金~首里城再建の義援金」を実施中。期間は12月2日まで。Tポイント募金のWebサイトからTポイント1ポイントから募金できる。