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キャッシュレス・ポイント還元事業、10月1日は約50万店でスタート

経済産業省は26日、10月1日からスタートする「キャッシュレス・ポイント還元事業」について、10月1日から開始できる加盟店数は約50万店と発表した。Webやアプリの地図上でも9月30日までに加盟店情報を順次反映していく。

ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)は、10月1日から中小・小規模事業者が営む飲食店・小売店・サービス事業者などで、消費者がキャッシュレスで支払った場合のポイント還元を国が支援するもの。期間は2020年6月30日までの9カ月間で、対象店舗の規模等により、還元ポイントは2%もしくは5%となる。

10月1日の制度開始時には約50万店が対象だが、加盟店登録申請数は約73万店(9月25日時点)。10月1日に間に合わなかった申請についても、9月26日17時00分までに決済事業者から不備なく全ての情報・書類が提出された店舗は、10月21日までにポイント還元を開始できるよう審査等の準備を進める。また今後は原則10日ごとに追加登録していく。

今後の加盟店審査スケジュール

なお、10月1日からの事業開始に向け、全決済事業者について、セキュリティ対策に関する第三者評価を実施。テストを終了した決済事業者のみが、10月1日から還元に参加する。事務局システムについても、第セキュリティの強化に努めていくという。