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セイコークレドール、夜明けイメージのエナメルダイヤル「リネアルクス」

セイコーウオッチは、高級ウオッチブランド「クレドール」の、「Linealx(リネアルクス)」より、クレドール誕生45周年を記念した限定モデルを10月11日よりクレドールサロンで先行販売する。メンズモデル(GCCD993)は60本、レディスモデル(GSCE999)は20本の数量限定で、価格はGCCD993が100万円、GSCE999が125万円。

GCCD993(左)、GSCE999(右)

クレドールは、日本人の感性と技術を取り入れたドレスウオッチのブランドとして1974年に誕生。ブランド名はフランス語で「黄金の頂き(CRÊTE D’ OR)」を意味している。45周年を迎えた今年は、年間を通して「ハンドワークス」をテーマに、職人による手の込んだ特別なモデルを展開。GCCD993とGSCE999はその第5弾となる。

GCCD993(左)、GSCE999(右)

GCCD993とGSCE999のダイヤルには、1880(明治13)年創業の老舗七宝店「安藤七宝店」の、透明感のあるエナメルを採用。内側から外側にかけて深みが増していくグラデーションのエナメルは、職人自ら釉薬の微妙な色味を調合し、メンズは4段階、レディスは5段階に彩色。それらを、土台となる純銀製の素地に差し、焼成し、研磨する、という工程を繰り返し行なうことで1枚のダイヤルベースが出来上がる。

デザインテーマは、45周年の門出を記念する「夜明け」。メンズモデルは「暁の氷(冬の夜明け前の水面に浮かぶ氷)」をイメージし、八角形が幾つも広がっていく模様をベースに、ライトブルーからダークブルーへのグラデーションを施している。レディスモデルは「曙の水面(日が昇り始める頃の穏やかで優美な水面)」をイメージし、柔らかなパターン模様に、色味はオレンジのグラデーションで仕上げている。

リネアルクスシリーズ初となる自動巻きメカニカルムーブメントを搭載。紳士用キャリバー「6L75」は、厚さ3.69mm という薄さで、自動巻ムーブメントではセイコーウオッチ最薄レベル。パワーリザーブは約45時間。新たに投入する婦人用キャリバー「2L75」は、小型ながらもパワーリザーブ約50時間以上で、実用的に使いやすいモデルとしている。

ケース、バンドはステンレススチール製。GSCE999はケースにダイヤモンド26個、りゅうずにピンクサファイアが施されている。GCCD993はブルー、GSCE999はオレンジのクロコダイルストラップ付き。

10月11日よりクレドールサロンで先行販売、2020年2月1日よりクレドールショップで発売する。

メカニカルムーブメント搭載のレギュラーモデル「GCCD991」(58万円)、「GCCD989」(53万円)、「GSCE997」(90万円)、「GSCE995」(65万円)も10月11日より同時発売。4モデルともホワイトダイヤルを採用。GSCE997はケースにダイヤモンドを26個、GSCE995はダイヤルにダイヤモンド10個、ともにりゅうずにはブルーサファイアが施されている。

メンズモデル GCCD991(左)、GCCD989(右)
レディスモデル GSCE997(左)、GSCE995(右)

ケース、バンドはステンレススチール製、GCCD989のみバンドはクロコダイル(ブルー)。ガラスはデュアルカーブサファイアガラス、裏ぶたはサファイアガラス。日常生活用防水対応。

外形寸法はメンズモデルが38.5×10.1mm(外径×厚さ)、レディスモデルが29.3×11.2mm。