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「LINEカーナビ」が新型カローラ対応。スマホの機能をクルマの画面で

LINEのカーナビアプリ「LINEカーナビ」は、トヨタの新型「カローラ」を皮切りに、SDL(SmartDeviceLink)対応機器との連携に対応する。これにより、クルマのディスプレイでのLINEカーナビの機能が利用可能になり、音声アシスタント「Clova」を使った目的地設定などが行なえる。

LINEカーナビは、iOS/Androidスマホ単体でも利用できるが、スマホアプリの機能をナビ上でも実現する「SDL」対応により、車内での使いやすさを向上。「ねぇ Clova、新宿駅に行きたい」などと話しかけて目的地設定をできほか、音楽再生などのClovaで提供しているサービスにも対応する。

地図も自動で最新情報に更新。17日に発表した、トヨタのカローラ、カローラツーリング、カローラスポーツで標準搭載した車載機を皮切りに、SDL対応機器との連携を強化していく。

LINEカーナビとクルマは、BluetoothもしくはUSBケーブルで接続。大きな画面でスマホのサービスを利用したり、車載機を買い換えること無く、最新サービスを利用できる。レンタカーでも使い慣れたナビを実現できるという。

今後、LINE無料通話機能や利用傾向によってルート案内をパーソナライズする機能、駐車場との情報連携機能なども追加予定。LINEとトヨタが有するビッグデータなどにより、高精度な到着時刻予測、最適なルーティングなどを目指す。将来的にはLINE上でのお店の検索から、予約、行く、決済する、といった移動の流れを最適化も予定している。

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