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LINE Pay、送金キャンペーンで本人確認ユーザーが300万増

LINEは24日、2019年12月期 第2四半期決算を発表し、LINEやLINE Payなどの各サービスの取り組みや実績を発表した。LINE Payは、送金キャンペーンなどによりユーザー拡大やアクティブ化が図られた。

LINE Payの取扱高は前年比10.1%増の2,860億円、グローバルMAU(月間アクティブユーザー)数は741万で前年比181%。LINE出澤社長は「年度KPIの1,000万に向けて着実に進んでいる」と説明する。

LINE Payの国内登録ユーザー数は3,600万で、そのうちアクティブユーザー(MAU)は490万人。4月に展開した「送金300億円キャンペーン」などにより、本人確認(KYC)済みのユーザーが新規300万人増え、「予想を上回る良い結果」とした。

また、QUICPay、LINEPayカード、QRコードなどのリテンション率(翌月利用)も80%を超えて安定。LINE Payの特徴である個人間送金件数も6月には5月の4倍となるなど、順調に拡大した。決済箇所も171万カ所に拡大。前四半期比で35万カ所増となった。