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ららぽーと台湾進出。「ららぽーと台湾南港」着工

三井不動産系のショッピングモール「ららぽーと」が台湾に進出する。「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」を2021年に開業予定で、台湾三井を通して事業を展開する。23日には、建物全体開発者による着工式が行なわれ、近日中に着工。台湾における初の「ららぽーと」となる。

複合建物全体イメージパース
建物外観イメージパース

施設の計画地は、台北駅から車で約20分の台北市東部の南港区。台北地下鉄(MRT)「南港ソフトウェアパーク駅」から徒歩1分、「南港展覧館駅」から徒歩3分。台湾人寿が開発するオフィス、ホールなどの複合建物(地下5階、地上27階)のうち、三井不動産が商業モール部分の地下1階~6階を一括借り上げし、ららぽーと台湾南港として運営する。店舗数は約250、商業部分の延床面積は134,600m2

モール内部イメージパース

同施設は、「The Gate to Diversity」をコンセプトに、進取性と多様性を兼ね備えた南港エリアのシンボルとなる施設を目指す。新たな食スタイルを提案する飲食店や、洗練された都市型トレンドやライフスタイルを発信する専門店、家族で楽しめるエンターテインメント施設などを導入。計画地周辺の居住者だけでなく、南港経貿園区に勤務するオフィスワーカー、コンベンションセンターへの来場者などの客層・ニーズに応える商業施設を目指すという。

また、台湾における2施設目の「ららぽーと」である「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中」の開発も決定。2016年に開業した「三井アウトレットパーク 台湾林口」などの実績を生かして展開する。