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COREDO室町テラスの「誠品生活日本橋」は4ゾーン構成。9月オープン

9月27日にオープンするCOREDO室町テラスのメインテナントとなる、台湾から日本初進出の「誠品生活日本橋」の概要が決定。「誠品書店(書籍)」、「文具」、「セレクト物販・ワークショップ」、「レストラン・食物販」の4ゾーンで構成される。

「誠品生活」は、「Books, and Everything in Between.(本とくらしの間に)」のコンセプトのもと、文化と創造性を結びつけることを理念とした台湾発のブランド。

日本第一号店となる誠品生活日本橋は、COREDO室町テラスの2階に出店。「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトに、日本橋の歴史・人々の暮らしの中で受け継がれてきた文化等を発信するプラットフォームになるとしている。

空間設計は、台湾の建築家・姚仁喜(クリス・ヤオ)氏。デザインコンセプトは「古今交差」、「新旧融合」。

誠品書店(書籍ゾーン)では、日本語の書籍を中心に、一部中国語を含む外国語書籍も企画展とあわせて取り扱う予定。中央通りに面した空間に設ける長さ約30メートルの「文学回廊」コーナーには、世界的名作文学を揃える。また、講演会、映画鑑賞会など実施予定のイベントスペース「forum」が併設される。

書籍ゾーン イメージ

文具ゾーンでは、誠品生活オリジナル文具をはじめ、画材・紙製品など、世界中の文具ブランドからセレクトした文具を取り扱う。文具にまつわる企画展やワークショップも定期的に開催予定。

セレクト物販・ワークショップゾーンでは、日台をはじめ世界中からセレクトしたアイテム、フードが並ぶほか、様々なワークショップを行なう。

レストラン・食物販ゾーンでは、台北の台湾料理レストラン「富錦樹台菜香檳(フージンツリー)」や150年以上の歴史をもつ老舗台湾茶荘「王德傳(ワンダーチュアン)」のティーサロンが日本初出店。そのほか、「猿田彦珈琲」や台湾発のティースタンド「THE ALLEY」が出店する。

また、食物販ゾーン「誠品生活市集」では、グローサリーストア「FOOD & COMPANY」とコラボレーション。日台を中心に、伝統食材やキッチン雑貨を集める。世界中の食文化を紹介する料理実演イベントや、食のワークショップも開催予定。

さらに誠品生活は、体験型イベントを特徴の1つとしており、文化人によるトークセッション、音楽イベント、アート展、手作りワークショップ、シェフによる料理の実演などのコンテンツを定期的に展開する。

店舗の運営は有隣堂が担当する。