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高速バス移動中にスマホで映画・バラエティ観賞「WILLER THEATER」

高速バス「WILLER EXPRESS」を統括管理・運行するWILLER EXPRESSは、5月15日より、一部を除いたWILLER EXPRESS昼行便車内にて、車内VOD(ビデオオンデマンド)サービス「WILLER THEATER」とFree Wi-Fiサービス「WILLER_Free_Wi-Fi」を正式導入する。

WILLER THEATERは、利用者自身のスマートフォンやタブレット端末に専用アプリをダウンロードして、車内のFree Wi-Fiに接続し、映画やバラエティ、オーディオブック等を、通信費が発生することなく無料で楽しむことができるサービス。専用アプリは、iOS 10.0以上、Android OS 4.4以上に対応。

バス車内でのみコンテンツをストリーミング視聴できるアプリは、DRM(デジタル著作権管理)エンコードにも対応した仕組みをWill Smart社と共同開発。端末でのストリーミング視聴とコンテンツ配給元の著作権保護を両立しているという。

WILLER_Free_Wi-Fiについては、WILLER THEATERサービスを提供している路線においてあわせて提供する。

コンテンツは3カ月毎に更新。海外のコンテンツ配給元にも承認を得ることで新作も視聴可能とし、映画やお笑いなど、27作品(5月15日現在)を随時取り揃える。

対象路線は、東京~福島・仙台線、東京~山形線、東京~新潟線、東京~長野線、東京・横浜~名古屋線、大阪~名古屋線のWILLER EXPRESS昼行便。

これまでWILLER EXPRESSでは、車内シート備え付けのプライベートモニターによる動画視聴サービスを展開していたが、2018年末に終了。同年11月よりWILLER THEATERの試験導入を開始した。

約半年間の試験導入により一定の効果が認められたことから、対象路線を拡大し、正式サービスとして導入したという。

今後は、2020年中を目標に、全路線の昼行便と一部の夜行便にサービス範囲を拡大。アプリの新機能追加等も予定している。