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東京パラリンピック スポーツピクトグラム発表。全22競技23種類

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、東京2020パラリンピックスポーツピクトグラム全22競技23種類を発表した。

オリンピックスポーツピクトグラムと同様、グラフィックデザイナーの廣村正彰氏等で編成される開発チームが制作した。

デザイン開発のポイントは、パラリンピック競技ならではのルール、アスリートの体の使い方、競技用具などをピクトグラムで正確に表現し、躍動するアスリートの動きを魅力的に伝えることにあるとしている。また制作過程の例として、シッティングバレーボールの制作過程を公開している。

シッティングバレーボールの制作過程

ピクトグラムの展開はオリンピックと共通しており、ピクトグラム単体で表現される「フリータイプ」と、円型の中におさめられた「フレームタイプ」の2種類。フリータイプは主にポスター、チケット、ライセンス商品等に、フレームタイプは地図表記、サイン類、ガイドブック、Webサイト等で競技に関する情報伝達のために用いられる。

フリータイプとフレームタイプ

また、大会ブランドの一貫性の観点から、エンブレムブルーを基本カラーとしている。加えて、紅(くれない)、藍(あい)、桜(さくら)、藤(ふじ)、松葉(まつば)のコアグラフィックスカラーをサブカラーとして設定している。

基本カラーとサブカラー
コンセプトムービー
紹介ムービー