サンシャインシティに案内ロボ。近づくと3カ国語で声かけ

サンシャインシティは、4月8日から26日の期間に、館内の道案内をするロボットを試験的に導入して実証実験を行なう。

サンシャインシティは三菱地所グループの複合施設。本プロジェクトは三菱地所とサイバーエージェントによって取り組まれるコミュニケーションロボットを活用した接客対応の実証実験。 案内所の待ち時間の短縮や、インバウンドを含む来訪客へのより良いサービス展開を目指して行なわれる。

サンシャインシティ 専門店街アルパ地下1階の広小路案内所にコミュニケーションロボット「Sota」を2体設置。ロボットはそれぞれ「声かけ」と「案内」の役割を分担する。

(左)声かけロボット(右)案内ロボット

声かけロボットは案内ロボットの利用促進のため、来訪客に声かけ(日本語・英語・中国語)を行なう。また、プログラムされた案内をランダムに発話(日本語)する。

案内ロボットはタッチパネル式ディスプレイと連動し、マップなどを活用しながら館内の道案内を実施。利用者が選択したモニターの内容に応じて、ロボットが発話で補足する(日本語・英語・中国語)。

なお、2体はセンサーと連動しており、人が近づいた際に発話するように設定されているという。

また、三菱地所とサイバーエージェントは実証実験の第2弾として、6月7日より、コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」と「Pepper(ペッパー)」をホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜」に設置する。

同実験では、「お客様対応の一部をロボットが代替することによる、充実したご案内体制構築の実現」および、「ロボットが人間に対する最も効果的なコミュニケーションの形」を検証するという。