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カープと三省堂国語辞典がコラボ。衣笠などカープレジェンドが用例に

三省堂は、「三省堂国語辞典 第七版 広島東洋カープ仕様」を3月初旬に発売する。価格は3,000円。広島東洋カープ仕様では、普通版にはないオリジナル用例(例文)が掲載される。また、オリジナル用例内に登場する11名のカープレジェンドの選手名を探して応募した人に、抽選でオリジナルノベルティが当たるプレゼント企画も実施。

1960年に初版が誕生して以来「三国」の愛称で親しまれているという「三省堂国語辞典」と、2018年にはリーグ3連覇を成し遂げた「広島東洋カープ」のコラボ。2月16日には発売前にも関わらずAmazon.co.jp 売れ筋ランキングで辞典部門1位を獲得したという。

カープ仕様のオリジナル用例では、カープにまつわる文物や人物について言及されている。そのうち11の用例にはカープレジェンドと認められる選手名を掲載。例えば「てつじん(鉄人)」という項目には、赤文字で「衣笠祥雄の愛称(アイショウ)」という普通版には無い語釈が追加されている。また、「ほのお(炎)」は、普通版では「嫉妬(シット)の炎」となっているところが、赤文字で「炎のストッパー(=津田恒実)」と表記されている。

(左)オリジナル版用例(右)普通版用例

これらのプレーヤー11名のうち3名以上を見つけて応募した人に、オリジナルデザインの図書カードが抽選で100名に当たる。応募締め切り日は4月30日。

小型国語辞典では固有名詞は立項をしないのが原則とされ、選手名を引いても項目自体がないため、オリジナル用例を探すコツは選手から連想されるキーワードを引くこととしている。