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ファミマも成人向け雑誌取り扱い中止へ。セブン、ローソンなどコンビニ3社

コンビニエンスストア各社が、店舗における成人向け雑誌の取り扱い中止を決めた。

'18年1月には取り扱いを終了しているミニストップに続き、1月21日にはセブン-イレブンと、ローソンも2019年8月末までに成人向け雑誌の取り扱いを中止する方針を決定。さらに22日にはファミリーマートも8月末までの取り扱い中止を決めた。

セブン-イレブンは、「本部の推奨で、実際の取り扱いの判断は加盟店次第」としながらも、8月末までの取り扱い中止を決定。理由については、「かつてはセブン-イレブンの利用者は男性が多数だった。しかし、いまは家族連れや高齢者などが増えており、全ての利用者が安心して利用できるようにするため」(セブン&アイ・ホールディングス広報)と説明している。

ローソンは、沖縄県では2017年11月より成人向け雑誌の取扱いを中止しており、「利用者や加盟店の理解を得られた」としており、全国の店舗でも成人向け雑誌の取り扱いを中止を決めた。

ファミリーマートも22日に、成人向け雑誌の取り扱い中止を決定。昨年4月から直営店を中心に約2,000店舗では、取り扱いを止めていたが、2019年8月末日をもって、原則、全国のファミリーマート店舗にて、成人向け雑誌の販売を中止する。

理由については、「女性やお子さまのお客様に、安心してお買い物をしていただける店舗づくりをさらに進めるとともに、2020年のオリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博等の開催を控え訪日外国人の大幅に増加していること等を踏まえ、中止する」としている。