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セグウェイの新配達ロボット「Loomo Delivery」。人混みの中でも配達

Segway Ninebotは、配達ロボット「Loomo Delivery」を発表した。1月8日から米国ラスベガスで開幕する「CES 2019」に出展する。

自動運転技術を搭載した配達ロボットで、同社の配達ロボットとしては3世代目となる。容量70L、重量50kgまでの荷物を積載可能で、オフィスビルやショッピングモール内の配送などに活用できる。

2cmまでの障害物や8度までの傾斜をのぼることができ、連続稼働時間は約8時間。10型のスクリーンや、Wi-Fi/4Gの通信機能も備えている。

独自の3D VSLAMアルゴリズムを採用。自己位置推定と環境地図作成を同時に行なう「SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」を1つのカメラだけで実現する独自の3D VSLAMアルゴリズムを採用。cm精度の位置推定を既存のSLAMシステムより大幅に安価に実現でき、人混みの中でも目的地にたどり着けるという。

クラウドベースでの管理に対応し、リアルタイムでの監視やスケジュール制御などにも対応する。