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レンタカーとカーシェアが融合した新サービス「タイムズカー」
2018年12月17日 19:33
パーク24は、カーシェアリングとレンタカーそれぞれの強みを組み合わせた、新しいモビリティサービス「タイムズカー」の本格展開に向けて、2019年1月よりトライアルを開始する。
パーク24は、2009年よりカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」およびレンタカーサービス「タイムズカーレンタル」を展開。
その中で、カーシェアリングサービスは短時間利用や24時間いつでも利用できるというメリットがある半面、長期間の利用やオプションの利用ができないというデメリットがあるとする。一方レンタカーでは、長期間の利用やオプション、豊富な車種バリエーションといったメリットがあるものの、短時間利用時の割高感や店舗営業時間外の利用ができないというデメリットがある。
これらに対し、両サービスのメリットを取り入れたのが「タイムズカー」だという。利用時間は最短15分で、かつ複数日の使用も可能。チャイルドシートや洗車サービス等のオプションが用意され、車種に関してはレンタカー並だという。在庫調整が可能なため、カーシェアよりも予約しやすいとしており、また予約は1カ月前から可能。
タイムズカーは、2019年1月よりトライアルとしてサービスの一部を、タイムズステーション・イトシアおよびタイムズ東京ガーデンテラス紀尾井において提供開始。トライアルの中で実施サービスの検証・見直しを行ない、本格サービス化に向けて準備を進め、同年10月には10,000台規模での提供を目指すという。
これまでもパーク24は、レンタカー店舗において会員カードをリーダーにかざすだけでクルマの貸出手続が完了する「ピッとGo」や、指定の駐車場にクルマを届けて貸し出す「ピッとGoデリバリー」といったサービスを提供。タイムズカーは、「さらに移動をミヂカに、ベンリにできる」としている。
なお、パーク24のサービスブランド「タイムズ」のロゴをリニューアルし、2019年5月1日に本格運用を開始。またサービス名称について、駐車場の「タイムズ」が「タイムズパーキング」に、カーシェアの「タイムズカープラス」が「タイムズカーシェア」に変更される。
