ニュース

カーシェアとレンタカーが融合した「タイムズカー」。10月本格展開

パーク24は、カーシェアリングとレンタカーそれぞれの強みを組合せたモビリティサービス「タイムズカー」において、10月1日の本格展開に向け、料金体系を制定した。

料金イメージ(ベーシッククラス)

タイムズカーは、カーシェアリングとレンタカー両サービスのメリットを取入れたモビリティサービス。2019年1月からトライアルを実施中で現在32カ所の拠点で展開している。15分単位で96時間(4日間)連続で利用でき、チャイルドシートやルーフボックスといったオプションサービスも利用可能。

サービス比較

パーク24グループのモビリティサービス複数拠点で車両を融通し合い、各拠点に常設している車両数よりも多く予約を受付けられるほか、8月2日から一部空港と指定ステーション間でのワンウェイ(乗り捨て)サービスを開始した。

トライアルでは、カーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」の料金体系に則してサービスを提供していたが、10月1日の本格展開に伴い、タイムズカーとしての料金体系を制定。

新しい料金体系は、車両クラスがベーシッククラス、ミドルクラス、プレミアムクラスの3分類、利用時間に応じた「最大時間料金制」が大きな特徴としている。従来のカーシェアリングサービスと異なり、長時間利用できることから、「時間料金+距離料金」を基本としながら、6時間未満の利用は距離料金が無料になる。給油・洗車した際の料金サービスは30分。

基本料金の形態は個人、家族、学生、法人で異なる。カード発行手数料は、個人、家族、学生が1枚あたり1,500円、法人が600円。月額基本料金は、個人と家族が800円、学生と法人は無料。

基本料金

時間料金は15分単位で課金。車両クラスによって異なり、ベーシッククラスが200円、ミドルクラスが300円、プレミアムクラスが400円。それぞれ6時間、12時間、24時間、36時間、48時間、72時間で最大料金が設定されており、72時間以降は1日単位で計算される。距離料金は6時間以上の利用で16円/km。

利用料金

なおタイムズカーシェアは、現行の料金体系からタイムズカーの料金体系へ変更。給油の協力や安全運転、急発進急減速などをしないエコドライブを実施するなどの条件で貯まるポイントで優遇サービスが受けられる「TCPプログラム」も改訂する。

レンタカーサービス「タイムズカーレンタル」も、順次タイムズカーの料金体系へと変更。一部現行の料金体系に基づくサービス形態は継続するという。