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築地と月島の間、大江戸線 勝どき駅が新設ホームを2019年2月に供用開始

東京都交通局は2019年2月11日、都営大江戸線勝どき駅の新設ホームおよびコンコース、出入口A3aの供用を開始する。混雑緩和と利便性の向上が目的。

イメージ図

勝どき駅にホームを1面新設。現在のホームが両国方面行き、新設するホームが大門方面行きの専用ホームとなる。また、A3a出口が新設される。

改良事業概要図

コンコースについては、晴海通りを挟んで分かれている地下1階のコンコースが一体化される。

横断面図

2019年1月8日より、既設ホームの大門方面行き側ホームのホームドアを新設ホームへ移設するため、一時撤去される。ホームドアがない期間は警備員を配置するとしている。

大江戸線勝どき駅の1日の乗降客数は、開業当初の2000年度は約3万人だったが、周辺地域の開発事業により利用者が増加。2017年度には約10万人となり、混雑が激しくなっているという。この混雑を抜本的に解決するため、2011年度より、勝どき駅改良工事を実施していた。

施工位置図

新設ホーム供用開始後も引き続き駅施設の改良工事を実施。駅改良工事の最終的な完成は、2020年度第1四半期予定となっている。