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個人間で生活用品や家電をシェアできる「Alice.style」。スマホで貸し借り完結

個人が生活用品や家電などを貸し借りできるサービス「Alice.style(アリススタイル)」が10月29日にスタートする。スマホアプリ上で、貸し手と借り手をマッチングして、商品の貸し借りを可能にするもので、特に女性ユーザーを意識してサービス設計しているという。運営はピーステックラボ。

「SNSで話題の製品を使ってみたい」、「プレミアムな製品を購入前に使いたい」、「毎日使わないのに場所を取るものがある」といった場合に、貸し手と借り手をマッチング。貸し手は対価を得られ、借り手は商品の体験が可能になる。Alice.styleは、貸出料金の15%をプラットフォーム利用手数料として徴収する。

個人と個人のやりとり(CtoC)のほか、業者によるBtoCにも対応。Alice.styleの公式アカウントによる貸出も行ない、美容家電や調理家電、ベビー用品などを数多く取り扱う。スタート時の商品カテゴリは、ビューティ、フィットネス、キッチン、ホーム、AV・IT、ベビー・キッズ。

また、貸出作業を代わりに行なう代行サービスも提供。ASKUL LOGISTと業務提携し、レンタル商品を倉庫で一括管理することで必要作業をAlice.styleが代行する。代行時には貸出料金の50%をAlice.styleが徴収する。

貸し手と借り手の配送手配をアプリ内で簡潔に実現するため、ヤマト運輸の「配送連携API」に対応。Alice.styleで貸し借りが成立すると、貸し手と借り手の双方に2次元コードを付与する。貸し手は、全国のヤマト運輸の営業所(約4,000カ所)やファミリーマート店舗(約16,500カ所)等から、2次元コードをかざすだけで簡単に送り状を発行できる。

送り状の手書きなどが不要となるだけでなく、「匿名配送」によって、住所などの個人情報を相手方に知らせずにやりとりできる。

運用フロー

借り手も商品の使用終了後、貸し手と同様に付与された2次元コードを使って商品返却が行なえる。また、精算はアプリ上で完了しているため、商品発送時に支払いの必要はない。