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8インチ画面で見開き表示も可能な電子書籍リーダー「Kobo Forma」

楽天は、Kobo電子書籍リーダー最上位モデルとなる「Kobo Forma」を発表した。発売日は10月24日、価格は31,800円。楽天Kobo電子書籍ストアや家電量販店などでの予約を開始している。

「Kobo Forma」の画面サイズは8インチで、Kobo電子書籍リーダーの中では最大。従来モデルではページをめくる方法は画面操作のみだったが、「Kobo Forma」には画面の外側にページめくりボタンが搭載されている。

端末の縦横回転に応じて画面の表示方向も自動で回転。Koboシリーズでは初めて、1画面に2ページを表示する見開き表示に対応した。見開き表示のメインターゲットはコミック好きなユーザーとしている。なお、見開き表示についてはソフトウェアの更新が必要で、更新は年内が予定されている。また見開き表示の対応はコミック、絵本、雑誌などのフィックス型電子書籍で、小説などテキスト形式のリフロー型電子書籍は横向きにしても2ページ表示にはならない。

内蔵メモリーは約32GBで、目安としては小説などのテキスト形式の書籍であれば約28,000冊分、コミックであれば約700冊分となる。

「Forma」はラテン語で「形」という意味で、本体の形状も特徴のひとつ。読む時のフィット感の心地よさを重視した、グリップ部分に厚みとカーブを持たせたフォルムとなっている。

解像度は300ppi。重さは197g。サイズは正面が177.7×160mmで、厚みは最大部分が8.5mm、最小部分が4.2mm。カラーはブラックのみとなっている。

Koboシリーズのラインナップは最上位モデルの「Kobo Forma」、6.8インチ・スタンダードモデルの「Kobo Aura H2O Edition 2」(18,500円)、6インチ・エントリーモデルの「Kobo Clara HD」(13,800円)の3モデルとなる。