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仮想通貨交換所のZaifにハッキング。67億円相当の不正流出

仮想通貨交換所「Zaif」を運営するテックビューロは9月20日、67億円相当の仮想通貨が不正送金されるというハッキング被害にあったことを公表した。今回のハッキングは9月14日の17時頃から19時頃までの間に、仮想通貨入出金用のホットウォレットを管理するサーバーに対するもの。被害額はBitcoinが5966BTC(1BTC=71万7,000円換算で42億7762万2,000円相当)で、MonaCoinとBitcoin Cashについては調査中とのこと。今回、不正流出した67億円相当の仮想通貨は、22億円相当が同社の固有資産で、顧客から預かっているものが45億円相当であるという。

19日掲載の記事「仮想通貨交換所Zaifでサーバー障害、BTC・MONA・BCHなどの入出金が一時停止中」で報じたように、テックビューロはZaifにおける仮想通貨入出金サービスなどを停止している。同社によると、二次被害を防ぐための体制が整った後にサーバーを再稼働させる予定であるとのこと。

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